- 02:01 六日目。
- 02:05 焦点をどこに絞るか。 主客・創発、…あるいは
- 02:09 両者のテクストにのっぺりとひたりつきながら、他方で鋭敏に対立を見てとること。それらをCapuroのような、大局的な位置づけとしてとらえること。その作業の中で自身の情報概念を深めていくこと。
- 02:11 素朴な自分の情報観を醸成し、彼らと対等な位置まで行くこと、そこで対話をすること。
- 02:13 情報について考える。素朴な情報。考える中でクリアに、明瞭にともすればあるちはぼやけ曖昧になっていく情報。
- 02:18 過去の思想家の意見を精読するというのは、自分自身での納得を伴うような限定されたレベルにおいてもやはり多様なレイヤーで開かれうる。単に都合よく、滞りなくインプットするだけではいけない。
- 02:19 ゼロから積み上げていってたどり着くこと。ただ融和するのではなく、真に統合することあるいは対立すること。その地点に立って初めて対話が開かれるとも言える、
- 02:21 ここにおいてもはや一切の属人的、あるいは権威的な要素は排されるべきであることは言うまでもない。むしろ対等になるのだから、それを考慮することすら無意味となるようにならなければならないのである。
- 02:25 素朴にゼロから情報を見る。考える。思考が浮かび上がってくるのを感じる。まずその思考、それ自体が情報である。このことは曖昧な情報のレベルにおいては指摘しうる。後にこれをどう扱うか、情報足りうるのか、足りうるとしてそのことは情報を考えるうえで重要か、これを考える必要がある。
- 02:27 再帰、自己言及は言ったもんがちみたいなところがあり、皮肉にもその指摘の重要性について省みられることは少ないのではないか。要するにある種のバズワード、記号でしかないのではないか。
- 02:28 創発も、…ともすれば情報も同様の特徴がある。